緊急シンポジウム「 A型の大量解雇問題を考える」報告
2018年5月19日、BANによるA型のあり方を改めて問い直すための緊急シンポジウムが滋賀県にて開催されました。
全体テーマは、「A型の大量解雇問題を考える」であり、岡山の大量解雇問題を皮切りに、その後の福祉の対応、雇用維持のための工夫や仕事起こしの方法、地域の取り組みなどの内容 となった。
最初の基調講演では、山陽新聞社の久万 真毅(くまん まさき)記者が「全国で起こるA型の大量解雇問題、取材の中で見えてきたこと」というテーマで講演を行い、シンポジウム全体のテーマに通底する問題提起を行った。
基調講演:「全国で起こるA型の大量解雇問題、取材の中で見えてきたこと」
山陽新聞社 重点企画取材班 記者 久万 真毅(くまん まさき)さん
特別講演
「A型事業所での雇用を維持するためには」
NPO法人就労継続支援A型事業所全国協議会(全Aネット)
理事長 久保寺 一男さん
特別報告
「みんなのわの仕事おこし−Aネット愛知の取組」
Aネットあいち(ANA) 理事長 斉藤 縣三さん
シンポジウム
「地域で支える障害者のA型就労」
シンポジスト
・Aネットあいち(ANA) 株式会社DIPPS 代表取締役 清水 崇志さん
・湖北地域しょうがい者就業・生活支援センター「ほっとすてーしょん」センター長 阿藤 誠介さ
・滋賀県相談支援専門員協会運営委員(大津市立やまびこ総合支援センター内生活支援センター)相談支援専門員 松岡啓太さん
・株式会社クオリード 就労継続支援A型WAQUA 施設管理者 増田 善行さん
コメンテーター
・山陽新聞社 重点企画取材班 記者 久万 真毅(くまん まさき)さん
ファシリテーター
・滋賀県就労継続支援A型事業所協議会(BAN) 代表 中崎ひとみさん
以上、本シンポジウムでは、A型の大量解雇から生じた問題に対するルールづくりをテーマに、A型のあるべき姿に対し総合的な議論を行いました。これにより、今後の悪しきA型問題への課題が明らかとなりました。
みなさま、ありがとうございました。
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